クラシカルなインコの額を飾ってみました。100円ショップの額がアンティークなインテリアアートに早変わり。簡易マット紙の作り方も書きました。休日の1日できる簡単工作です。
ルリコンゴウインコとコガネメキシコインコ
小さな額一つでも、壁に絵があるとグッとおしゃれになりますね。温室のレンガ壁に鮮やかな青色の額をかけてみました。ルリコンゴウインコ(左)とコガネメキシコインコ(右)です。ルリコンゴウは体長80cmもある巨大なインコ。優雅で大好きな鳥です。コガネメキシコインコの体長は30㎝前後。鮮やかなカラーが素敵ですね。
【1】100円ショップの額を用意する
ダイソーで買ったA4サイズの額です。透明プラスチックかと思いきや、薄いながらもちゃんとガラスが入っていました。これでたった100円とはすごい。
【2】バターミルクペイントで塗装
黒くテカった額だったので、落ちついた青色に塗り直しました。塗料はオールドヴィレッジのバターミルクペイント。吸着性が強く水性だから塗りやすいです。テカテカにならずマットでレトロな質感なので、スチームパンク工作をする人にはお薦めの塗料ですよ。
【3】マット作り
次はマット作りです。マットというのは額に奥行きを与えたり、額と絵(写真)と合わせて色のコーディネートするための厚紙です。これは蒸気邸のウィペットの額。写真だと分かりにくいですが、マットは斜め45度にカットされています。マットがあると額に高級感が出るんですよ。

【4】厚紙を切り抜く
マット紙は画材店などで額を購入する時に切ってもらえます。マットを切るための専用カッターも販売されていますが、今回は厚紙、色画用紙を使った簡易マットの作り方をご紹介します。材料は全部100円ショップで揃います。
【5】色画用紙を接着
額に合わせて厚紙を四角くくり抜きます。くり抜いた厚紙にお好きな色の色画用紙を貼ります。色画用紙を対角線状に切って幅2cmほどにくり抜きます。色画用紙を内側に折り込んで両面テープなどでとめます。
【6】別の色画用紙を内側に貼り付ける
別の紙(ここでは金色)を幅1〜2cmほどで切ります。そして先程の厚紙の枠から少し見えるようにして接着します。
【7】マット台紙の完成
なんちゃってマット台紙のできあがりです。マットは重ねる色やくり抜く四角形の大きさによって、中の絵や写真のイメージががらっと変わります。額とのバランスを見て遊んでみてください。
【8】アンティークイラストの探し方
中に入れるアンティークイラストの探し方です。私は著作権が切れているパブリックドメインの画像をネットで見つけましたが、このようなCD-ROMつきのイラスト集から探しても良いでしょう。
ページを切り離して額に入れることができるビンテージイラストの本もAmazonで販売されています(※記事下の参考文献参照)。また図書館の本のイラストのコピーも私的利用なら可能です。
【9】セブンイレブンのネットプリントを利用
セブンイレブンのネットプリントで出力してみました。家庭用のプリンタで印刷するよりもきれいですね。netprintというサービスがおすすめです。無料の会員登録後に画像をアップして予約番号をマルチコピー機に入れるだけ。コンビニでお手軽にプリントアウトできます。
【10】インコの額が完成!
額に入れてみました。インコの額完成です! たった数百円なのにかなり豪華に見えますね。マットと額を青色、内側の紙を金色にしたのは、このインコたちの羽根の色に合わせたからなのでした。
絵にそっくりなメキシコインコのオブジェ
コガネメキシコインコの額の下に、レジン製のコガネメキシコインコのオブジェ。イラストとそっくりなものをネット通販で見つけました。蒸気の庭の温室のメインカラーは黄色と青色。いつかルリコンゴウインコの実物大オブジェも置いてみたいなあ。
LEDソーラーライトを棚に設置しました
夜も鑑賞しやすいように、ソーラーLEDライトを購入しました。木の棚の四隅にはてな型のネジ(洋灯:ようとう)をねじ込みます。それにライトの線をぐるぐるまきつけるだけ。ソーラーだから電気代はゼロ円です。

柔らかな光でインコの額を照らす
夜になって自動的に灯りがつきました。ソーラーLEDライトはそれほど強い灯りではないのでのんびり落ち着きたい夜には最適ですね。あなたのお気に入りのアンティークイラストで、壁を素敵に演出してみませんか?【蒸気夫人(マダムスチーム)】