昭和レトロ自転車・黒糖号をネオヴィクトリアンスタイルへリニューアル!

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
以前昭和レトロ自転車にカスタマイズした自転車・黒糖号。ツイードラン尾州2015に合わせて、ネオヴィクトリアン自転車にリニューアルしました。私の自転車DIYについてです。

ツイードラン尾州2015にツイードファッションで参加しました!
2015年11月07日に第3回目となるツイードラン尾州2015が開催されました。場所は愛知県一宮市。ツイードファッションに身を包んだ紳士淑女が尾州の街を快走しました。

ネオヴィクトリアンにカスタマイズ

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
ツイードランに向けて、昭和レトロ自転車・黒糖号をネオヴィクトリアンにリニューアルしてみました。砲弾ライト、ヘッドバッヂ、ホーン──。黒地に金模様がキラッキラ。

黒糖号完成!『銀輪は唄う』「昭和レトロ自転車改造記【7】」
完成した私の昭和レトロ自転車「黒糖号」をご披露いたします。天国のグランマー、見てるーっ? 格好だけでもおばあちゃんみたいになれたかなー? 自転車大改造記もこれにて大団円です。

機能も工夫しました

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
ドレスガードやアンブレラホルダーも装備。8種類に光を調節できるテールライト、ロック式スタンドなど自転車として走りやすくカスタマイズしてあります。……ただまあなんと言いますか、黒糖号は一種の痛車ですね。

黒糖号ビフォー

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
この写真は昭和レトロスタイルだった時の黒糖号。改造記事を書いたのは2010年の6月。もう5年も前のことなんですね。それからはずっとこの状態で乗っていました。自転車屋さんで時々点検してもらっていたので、改造後も走るのに全く支障はありませんでした。

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昭和レトロな黒糖号

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
今ではもうほとんど見られなくなったロッドブレーキや、ダイナモ発電式の砲弾ライトがいかにも昭和。ヘッドバッヂ、フレームカバー、風切りを手作りしたのも楽しかったです。黒糖号のおかげで、去年のツイードランではいろんな人に話しかけられ、ぼっち参加でも寂しくありませんでした。

自転車のパーツ交換をしました「昭和レトロ自転車改造記【3】」
自転車改造・パーツ交換編。オークションや自転車店でコツコツパーツを集めたんですが、それより大変だったのがカスタマイズを引き受けてくださる自転車店を探しだすことでした。
真鍮エッチングで作るオリジナルバッヂ「昭和レトロ自転車改造記【4】」
昭和レトロ自転車で最も目を惹くのはバッヂではないでしょうか。昔のアンティーク自転車全体にはバッヂがこれでもかとつけられています。オリジナル自転車バッヂ作りのハウツーです。
ベルベット風のフレームカバーを自作「昭和レトロ自転車改造記【6】」
自転車フレームに巻き付いている布はフレームカバーといいます。これもエンブレムや風切りとともに現代の自転車からは姿を消してしまいました。今回はフレームカバーのDIYです。
真鍮エッチングのDIY風切り「昭和レトロ自転車改造記【5】」
自転車の風切りを真鍮板で手作りしました。風切りは昭和40年代までの自転車の前輪泥除けの先端についていました。様々な色や形があり、コレクションしている人もいらっしゃいます。

材料の布は片スカラップ金刺繍レース

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
今回のカスタマイズに使ったのはこの布。薄地のジョーゼットに、金の刺繍が施してあるもの。片スカラップなので、150cm巾でしたが2.5mも購入しました。両スカラップなら半分の量ですみましたね。楽天のめぐみ手芸(※リンク切れ)さんで、50cm500円でした。

【1】サドルカバーを作る1

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
サドルカバーを購入。ジェル内蔵でおしりが痛くないとの触れ込み。この周りに10cm巾に切った先ほどのレースを縫い付けました。

【2】サドルカバーを作る2

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
30分ほどで完成。機能的には問題ないのだけど、このでっかく赤字でかかれた「GEL」の文字がなんともはや……。上から黒マジックで塗ってごまかしましたが、ワッペンやアップリケで隠したほうが良かったかも。

【3】フレームカバーを作る1

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
5年経って古びてきたので、フレームカバーも作りなおしました。昔作った材料がまだ残っていたので金文字のワッペンと合わせて再利用。

ベルベット風のフレームカバーを自作「昭和レトロ自転車改造記【6】」
自転車フレームに巻き付いている布はフレームカバーといいます。これもエンブレムや風切りとともに現代の自転車からは姿を消してしまいました。今回はフレームカバーのDIYです。

【4】フレームカバーを作る2

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
端にゴールドのテープを挟み込んで、ハトメを打ってできあがり。フレームに革紐でコルセットのように編んでとめます。これも30分で完成。

【5】パーツ塗装1

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
レトロなホーン2つと、砲弾ライトの金属部分を塗装します。もともとは銀色だったのですが、金色に統一することにしました。ホーンは一つ450円。砲弾ライトは700円でした。どちらもAliExpressで購入。ライトはダイナモ式ではなくて、LED式です。

【6】パーツ塗装2

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
金のラッカースプレーと言ってもいろんな色があります。私はいつも染めQのゴールドを使っていますが、これはやや白っぽい金色。手前の方位磁石のような黄色がかった金色ではありません。金色を微妙に変えたい時は、Mr.カラースプレーのクリアイエローとクリアオレンジを適量塗り重ねることで調整できますよ。これは乾燥時間も含めて半日仕事でした。

【7】リア傘ホルダーを塗装1

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傘ホルダーを取り付けました。よくあるのは前輪に傘をひっかけるタイプのホルダー。でもせっかくのロッドブレーキが目立たなくなってしまうので、後輪タイプを購入。もとの色は白色なのでこれも金色に塗装しました。同じく乾燥時間込みで半日かかりました。

【8】リア傘ホルダー取り付け

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傘はこのような形でホルダーに刺して運べます。スチームパンクな紳士必携のアイテム・ステッキを刺して運ぶこともできますよ。これは愛用の人魚ステッキ

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【9】チェーンケースカスタマイズ1

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ギアやチェーンを完全に覆う形のチェーンケースは大変気に入っているのですが、昭和的なデザインになっているのでここもカスタマイズ。ツルッとした質感の黒のカッティングシートを貼りました。

【10】チェーンケースカスタマイズ2

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フォトショップで当ブログのロゴとギアの画像をフォトショップで作成。カラープリントして、ラミネート加工。チェーンケースに両面テープで貼りました。本当は真鍮板のエッチングをしようと思ったのですが、今回時間がなかったのと今後手軽にデザインを変えられるように簡易版で。50分で完成。

【11】風切りとファブリックタグ作り

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
布が余っていたのでファブリックタグを作りました。固定はスナップボタンを縫い付けました。風切りの材料は、実は厚さ3mmのボール紙にスタンピングリーフ+レジン。これもいずれちゃんと真鍮エッチングで作り直したいなあ。

ネオヴィクトリアン・黒糖号の完成!

ツイードラン・ネオヴィクトリアン自転車
そうそう。この後輪についているドレスガードですが、これはヴィクトリア時代の自転車と女性などいろいろご紹介したいこともありますので、別の記事として書く予定です。どうぞお楽しみに。【蒸気夫人(マダムスチーム)】

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