温室の一角を、鳥のフィギュアを並べるコレクションコーナーにしています。原色のカラフルな鳥たちは眺めているだけで心が弾むような気持ちになります。どれもかなりリアルな作りのフィギュアですよ。
白樺湖畔にそびえる「鳥の館」の主、由良昂允は、これまで4度にわたり新婚初夜か、その翌日に新婦の命を奪われてきた。そして5度目の婚礼を前に、婚約者・奥貫薫子の命を守るため、東京神田の「薔薇十字探偵社」の探偵・榎木津礼二郎に警護を依頼する。意気揚々と向かった探偵だが、旅先で発熱したため、急遽、小説家・関口巽が呼ばれる。昂允は、関口に非常に興味を持っていたため、2人を歓迎する。
一方で、過去3度「伯爵家花嫁連続殺人事件」を担当し、現在は東京に隠居する元刑事・伊庭銀四郎は、長野県警へと呼び出され、ひょんなことから知り合った中禅寺秋彦と共に、長野へと旅立つ。
探偵榎木津礼二郎は、関口と共に「鳥の館」に到着するやいなや、館の人々を見回すとこう叫んだ。
「おお、そこに人殺しが居る!」
小説『陰摩羅鬼の瑕』の「鳥の城」の影響?
温室入り口向かって左側にチェストを置いているのですが、その上の部分を取りのフィギュアのコレクションコーナーにしています。『陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず)』(京極夏彦)という小説に、鳥の剥製だらけの館「鳥の城」が出てきて、当時すごく心惹かれたんですよね。鳥の剥製が部屋中びっしり並んでるなんて博物趣味でワクワクしませんか?
きょんじゃさんの孔雀のオブジェ
8年前の記事では、私の書斎を鳥のオブジェで飾っていることを書きました。今は書斎でなく温室に場所を移しています。これは当時きょんじゃさんというアーティストの方に作っていただいた孔雀オブジェ。尾羽根は本物の孔雀の羽根です。今も美しさを保っています。

レジン製コガネメキシコインコ
コガネメキシコインコのイラスト額の下には、同じくコガネメキシコインコのフィギュア。こちらは親子で飾っています。メキシコインコは体長30cmほどなのでほぼ実物大です。鮮やかな黄色は目を引きますね。

小鳥のフィギュアいろいろ
イラストの額の下の棚には温室の基調色「水色と黄色」の布で作ったパッチワークボール。作り方は以下の記事でどうぞ。そして小鳥のフィギュアを並べました。これらはデフォルメしてあるので具体的な鳥の名前は不明ですがぽっちゃりしていてカワイイ形をしています。

レジン製ベニコンゴウインコ
左側のイラスト額にある青いルリコンゴウインコはフィギュアでは見つからなかったので、かわりに赤いベニコンゴウインコのフィギュアを購入しました。ベニコンゴウも赤から青のグラデーションがとても美しい巨鳥です。
レジン製のロウロ
そして緑のオウム。楽天で購入したのですが「グリーン・オウム」としか書かれてなかったので種類はよく分かりません。ブラジルでは緑のオウムはすべて「ロウロ」と呼ぶそうなので、私もロウロと名付けました。詳しいことをご存知の方がいらっしゃいましたらお教えくださいませ。
いつか「鳥の城」と呼ばれる日がくるか?
ということで今回は今まで集めた鳥のフィギュアをご紹介しました。これからもネットショップやオークションなどで美しい鳥のフィギュアを見つけたら購入していきたいと思います。私の温室もいつか「鳥の城」と呼ばれる日がくるのでしょうか。(2019年購入)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】