チランジアという植物をご存知ですか? 根がほとんどなく、葉から水分を吸収して成長する摩訶不思議な植物です。インテリア雑誌や雑貨店でよく見かけるエアプランツもチランジアに含まれます。そんなチランジアを壁に飾ってみました。
チランジアとは?
銀色の白い毛がベルベット状に生えている銀葉種のチランジア。この毛はトリコームと呼ばれ、雨を効率的に集めて吸収することに特化しています。風が通る明るい場所に置いて、霧吹きやシャワーで水をかけて育てます。成長期の春から秋にかけては2、3日おき、冬は1週間に1度の水やりをします。
【1】人工チランジアを購入
……と書きましたが、実はこれ人工のチランジアなんですよ。驚くほどリアルに出来ていて、実際に育てている人でもパっと見ただけでは見分けがつかないんじゃないかしら。
というかむしろ本物のチランジアの方がフェイクっぽいというか不思議な外観をしているので、造花でも全く違和感がないんですよね。購入先はAliExpressで送料込み491円でした。
【2】ジオメトリックプランター購入
壁に飾るためにジオメトリックな形の壁掛けプランターを購入しました。こちらもAliExpressです。ジオメトリック工作は以前やったことがあるので自分で作っても良かったのですが、送料込み700円だったので買っちゃいました。
【3】壁に飾る
場所は例の壁の、人工ビカクシダと本物ビカクシダの間の部分です。わお、カワイイ。ジオメトリックプランターの鉢の部分は取り外して、金属のみにしてチランジアをひっかけています。本物のチランジアも根がないので、こんなふうに壁にひっかけたり天井から吊るしたりして育てている方も多いですよ。
壁がかなり緑っぽくなってきました
かなり壁が植物に覆われてきましたよ。ビカクシダなどの左にある壁には、キノコの標本や船舶窓の観葉植物フレームを飾っています。手の届かないところは人工のもの、手が届く範囲は本物の植物──といったように使い分けると良いのではないでしょうか。(2019年04月11日制作)
【蒸気夫人(マダムスチーム)】
関連商品・参考文献
- 人工チランジア
- ジオメトリックプランターハンガー