分解せずにマウスを塗装! スチームパンクマウス金鼠・GONZO3(ゴンゾ3).

デスクトップPC派の方にとって欠かせないマウス。今回は分解せずにマスキングのテクニックでネオヴィクトリアンにペイントしてみました。スチームパンクマウス金鼠・GONZO3です。
Steampunk Mouse

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マホガニー木目塗装とアール・ヌーヴォー金模様

Steampunk Mouse
右側のマウスが元のもの、左側がペイント後です。ヴィクトリア朝に流行したアール・ヌーヴォーの金模様を入れて、側面はマホガニーのように木目塗装を施しました。手で触れる部分はレジンでコーティングして塗装が剥がれにくくしています。

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土台となるサイレントマウス

Steampunk Mouse
デスクトップのパソコンで仕事をしているので、私はマウスを一日に何時間も握っていることになります。30年以上パソコンを使い続けて、もう何個のマウスを使ってきたことでしょう。PCのヘビーユーザにとってマウスは消耗品です。今回元になっているのはこのサイレントマウス。静音でカチカチ音が抑えられています。

総務省の通信局に電話してききました

Steampunk Mouse
しかしBluetoothマウスは電波法により分解して塗装することができません。技適マークを破損したり、技適マークのない無線機を使用すると電波法違反となってしまうのです。念の為この工作をする前に、総務省の通信局に電話していろいろ聞いてみました。やはり分解した後元通りに組み立て直してもそのマウスを使用するのは違法とのことでした。

海外製のスマホ、Bluetoothイヤホンなど、技適マークがついていない機器を使用するのも違法です。詳しくは総務省通信局にお問い合わせください。

自己責任でお願いいたします

Steampunk Mouse
そこで電波法違反にならないようマウスを分解しないで(技適マークを破損しないで)装飾します。つまり表面にシールを貼る、または塗装するだけならデコ電や市販のスキンシールと同じだから問題ないかと思います(実際総務省の方も表面的に色を塗るのは問題ないとおっしゃっていたし)

──が、あくまでも自己責任でお願いいたします。

【1】マスキング・下地づくり1

Steampunk Mouse
技適マークのついた裏面をマスキングテープで覆います。表面を軽くサンドペーパーで荒らしてから、下地材を吹きます。

【2】下地づくり2

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さらにグレーのプラサフを吹きます。というのも次に乗せる黄色の塗料は下地が白っぽい方がうまく発色するからです。

【3】黄色塗装

Steampunk Mouse
そして黄色(サンイエロー)の水性スプレーを重ねます。言うまでもなくそれぞれのスプレーは完全に表面が乾燥してから吹いてください。

【4】木目塗装

Steampunk Mouse
タミヤカラーのブラックを海綿スポンジにつけて、ポンポンとところどころ乗せていきます。

【5】ウレタンニス塗装

Steampunk Mouse
マホガニーのウレタンニスを吹きます。一度乾燥させ、さらに塗り重ねます。お好みの濃さになったら色を重ねるのをやめます。木目塗装については以下の記事に詳しく書きましたのでご参考まで。

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【6】レジンでコーティング

Steampunk Mouseネイルのデコシールをリベットのように一定間隔に接着します。とれやすいので、表面をレジンで覆って固定します。木目塗装した部分は指が常に触れていますので、全体的にレジンでコーティングしておくと良いでしょう。

【7】金模様入れ

Steampunk Mouse
全体的に左右対称になるように金模様を入れます。これはタトゥーシールを使ったものですが、スタンピングリーフでオリジナルの模様を作る方法でも構いません。

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【8】細部修正

Steampunk Mouse
細かい部分はゴールドのラッカースプレーを筆塗りしても良いでしょう。その際も上からレジンでコーティングして塗装を保護します。

【9】ボタンを作る

スチームパンクマウス2
マウスの指が常に触っている部分なのでガラス板を使いました。このガラス板はおはじきのように角が丸まっているので安全です。金色のインクジェットラベル用紙に「右」「左」の文字を印刷して、ピッタリのミール皿に乗せて接着します。これで完成です。

手で頻繁に触るものの塗装のコツ

Steampunk Mouse
マウスのように頻繁に触るものを塗装するコツは「焦らないこと」です。十分乾燥時間をとって、薄く塗り重ねるときれいにできます。マウスは消耗品なので、これもいつか壊れてしまうのかもしれませんが、その時はまた別のデザインで作ってみたいと思います。

蒸気夫人

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